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【閲覧注意】目を開けたまま凍結した幼児も…! 凍ってしまったシリア難民の子どもたち

東京では気温が10℃を下回る日も増え、コートを羽織らなければ外を歩くのがつらい季節に突入している。そんな日は、早く家に帰って温かい鍋でも……と考えたくなるが、そんな些細な望みを抱くことさえ許されない状況に置かれた人々が存在する。内戦が続く母国を追われたシリア難民たちだ。
中東と聞くと、一面に広がる乾燥した大地と焼けつくような太陽が真っ先に思い浮かぶため、とにかく暑い場所と考えがちだ。しかし実際は1日の寒暖差が激しく、冬場は凍てつくような寒波や降雪に見舞われることもあるのだ。シリアに関して言えば、日本とほぼ同緯度に位置し、1~2月は東京を下回る気温を記録する日も多い。
今年は、多数のシリア難民が欧州へと押し寄せて国際問題化したが、もちろん彼らすべてが欧州に辿り着くわけではない。多くはシリア隣国のトルコ、レバノン、ヨルダンの難民キャンプで、1日も早く母国へと帰れることを願いながら暮らしている。しかし、難民キャンプでの暮らしは、過酷を極めるものだ。前述のとおり、特に冬には厳しい寒波で子どもたちの健康状態が急激に悪化し、凍死するケースもある。動画共有サイト「LiveLeak」や「YouTube」に投稿された、難民キャンプの冬、その“現実”をご覧いただこう。
半開きの目、そして青白い肌――。雪の上に横たわる10歳少女の遺体は、冬とは思えないほど軽装だ。このシリア人少女は、今年1月、レバノン東部にある難民キャンプで凍死体となった姿で発見された。
少女が最期の日々を送った冬の難民キャンプでの暮らしは、食べるものはおろか、暖房も暖かい服もなく、落ちているゴミを燃やして暖をとるような環境だった。飢えと寒さという極限状態の中で、難民たちは常に死を意識しているという。

虚ろな目と、前に突き出した腕。まるで何かを訴えかけるかのような姿勢だが、幼児はもうピクリとも動かない。そう、寒さによって遺体が完全に固まっているのだ。死の瞬間、彼はどんなことを考えていたのだろう。
2013年の冬に公開された映像だが、この幼児が死亡したのは隣国の難民キャンプではなく、激しい戦闘が続くシリア国内のホムスという都市の郊外だった。実は、一刻も早く隣国へと逃げたくても、収容人数の限界から難民キャンプに入ることさえできない人々も多いという。さらに最近では、テロへの警戒から受け入れも一層厳しくなっているようだ。
12月に入ってから、シリアやその隣国レバノンでは、またも記録的な寒波が発生しており、多くのシリア難民の命が危険に晒されている。しかも、シリアが本格的な冬に突入するのはまだこれからだ。シリア内戦の1日も早い終結のため、そして飢えと寒さで苦しむ難民たちを支援するため、日本にできることは数多くあるはずだ。

TOCANA

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