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201512/9

【超・閲覧注意】切断された四肢をInstagramに続々アップ! 奇抜な美人病理学者が伝える「死生観」

 「人はなぜ死ぬのか?」
 これは哲学的な問いかけではなく、もっとリアルな事象としての「死」について、あなたはどれ程の事を知っているだろうか。
 例えば、何らかの重い病を医者から宣告されたとすれば、患者は自分の病気について学び始め、何とか助かるための解決策を見出そうとするが、そのような機会でもなければ大抵の人は死に対して無頓着だ。なぜ自分の生命活動が停止するのか、理由がよくわからないままに死んでいく人も少なくはない。

■異色の病理学者
 ここに一人のアメリカ人女性がいる。
 首筋から二の腕にはびっしりとタトゥが彫り込まれ、鋭利な器具に囲まれながら微笑む彼女の名前はニコール・アンジェミ、36歳だ。何か特殊な性的嗜好の持ち主かと勘違いされる方もいるかもしれないが、そうではない。彼女の前に並べられているのは人体の解剖や検死の際に用いられる医療器具であり、このニコール・アンジェミは「人間と死の因果関係」を調査研究する病理学者なのだ。
「例えば、みんな乳癌を切除しなければならない事は知っていても、乳癌が何なのか詳しくは知らないでしょ?私は病気がどのように進行して、どんな結果をもたらすか教えてあげたいの」
 そうインタビューに答えるニコールのインスタグラムには、64万人以上のフォロワーがいる。だが、彼女がアップしているのはセクシーな自撮り写真や楽しそうな日常の一コマなどではない。
 遺体の解剖風景や切り取られた臓器、痛々しい裂傷など、目を背けたくなるような画像ばかりが並んでいる。それは病理学へ従事する者として、一人でも多くの人に死や病気について学んで欲しいからなのだと言う。
衝撃的な画像を掲載しています。
shiseikan
■医療と教育に貢献する元パンク少女
 かつてのニコールは医療の仕事とは縁もゆかりもないパンク少女だった。15歳の時に子供を身ごもり学校からドロップアウト。娘を出産はしたものの、生きることに希望を見出せず、生活費のためにピザ屋でアルバイトをして日々を過ごしていた。
 しかし19歳の時、見かねた母親から「あなたは娘だっているのに、このままの生活でいいの?」と諭されたのがきっかけとなり、一念発起した彼女はナースになるため、ニュージャージー州カムデンにある大学へ通い始めた。
 これまで勉強とは無縁だったニコールだが、ここで転機が訪れる。
 カリキュラムの実習で患者の血液を採取し、それを顕微鏡で覗き込む事に興味を覚えたのだ。
「自分には患者の世話をするよりも、病気を研究する事の方が合っていると気付いたの。病院の冷蔵庫で、初めて切断された足を見た時は衝撃だった。それまで私が生きて来た中で一番クレイジーな体験だったわ」
 こうして生き甲斐を見つけたニコールは病理学者として経験を積み、自ら検死を行うようにもなった。
「毎日、人の死と向き合っていて平気なの?ってよく聞かれるけど、私は目の前の光景と自分の気持を切り離す事が出来るの。例えば、自分の娘と同じくらいの歳の子を検死していても感情移入せず、その死因が癌なのか虐待なのか突き止めるのに専念するの。この私の検死が医療に貢献できるのだから」
 これまでにニコールのインスタグラムは何度もアカウントが利用停止されている。それでも続ける彼女を応援する声があがる一方で、その投稿を快く思わず、誹謗中傷コメントを書き込んだり、彼女の勤める病院にまでクレームが届くこともある。
 「私は、フォロワーへの教育として意味のないものは投稿しません。暴力的な画像やヌード画像は一つもないし、私の働いている病院の人達も教育コンテンツだと理解してくれているわ。私が投稿する画像は現実であり、自分の身にも起こりうる事だと学んで欲しいのよ」
 もし生きている実感が沸かず不安を覚えたならば、まずはニコールのインスタグラムをフォローしてみてはどうだろうか?安易に自己啓発や宗教へ走るよりも、確実に生と死を見つめ直す事が出来るだろう。

TOCANA

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