【危険・閲覧注意】超衝撃・超刺激的ニュース

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20162/6

【閲覧注意】凍死後50日で蘇生した女、凍傷でミイラ化する体…! 寒さによる究極の人体被害

現在、40年に一度といわれる大寒波が日本列島を襲っている。西日本の太平洋側など、普段雪の少ない地方でも雪が積もり、九州・沖縄などでは観測史上最低の気温を記録した。天気予報で各地の最高気温を見ても、最低気温の間違いではないかと目を疑うような数字が並び、まさに全国民が寒さに震えている状況だ。
 このような時に危惧されるのが、「寒さによる被害」である。果実や野菜が枯れる事態も深刻だが、それ以上に、人間の命に直接かかわる凍傷や低体温症(凍死)などが起きやすくなる。日本と同じく強い寒波に襲われている台湾では、市民が寒さに慣れていないためか、1月23~24日にかけて低体温症によって計21人が死亡したという。
 では、もしも凍傷を負ったり低体温症を起こした時、私たちの身体はどう変化してしまうのか? 注意喚起の意味も込めて、今回は凍傷と低体温症の恐ろしさをお伝えしよう。

 まずは、人体が極度の低温に晒されたときに生じる皮下組織の損傷である「凍傷」。皮膚や神経が凍って、細胞が破壊される症状のことだが、手足の指先など心臓から遠い部位に生じやすい。一般的に初期は“うずくような”感覚を伴うが、進行すると次第に感覚が鈍り、患部が紫色に変色してくる。その時点で凍傷に気づき、温めるなどの治療を行えばよいが、放置すると数時間後には組織が壊死し、皮膚がだんだん黒くなっていく。こうなるともう取り返しがつかない状態で、やがて患部は腐敗するため切断手術が必要となってしまう。
重度の凍傷を負った人々の姿は、実に悲惨なものだ。患部は人間の足と思えないほど真っ黒、ミイラのように変化してしまっている。自らの身体があっという間に壊死してゆく光景を目にした時のショックは、はかり知れないものがあるだろう。凍傷は、たとえ氷点下ではなくても寒冷下に長時間さらされることで十分起こり得るため、注意が必要だ。雪で濡れた手袋や靴下を着用し続けることは避けるべきだろう。

■悲惨すぎる低体温症(凍死)! しかし奇跡も……
次に低体温症だ。人体が、体温調節機能の限界を超える寒冷環境にさらされたときに現れるさまざまな症状の総称であり、それが死に至れば「凍死」となる。凍傷同様、低体温症も氷点下でなくても十分に起こり得ることなので、決して油断することはできない。凍死者の遺体は、全身がまるで「氷の塊」と化したかのように冷たく固まり、注射を打つことさえできないとの証言もあるほどだ。
なお、この“人間の冷凍状態”には、いまだ科学では解明できない不思議なエピソードも残されている。1980年12月、当時19歳だったジーン・ヒリアードは米ミネソタ州で交通事故に遭い、氷点下30度の極寒の中を彷徨っているうちに凍死してしまった(かのように思われた)。発見直後のジーンは目を見開いた状態で青ざめ、ピクリとも動かず、凍死したことは疑いようもない姿だったという。しかしその後、搬送先の病院で温かい布を被せられると、なんと息を吹き返したのだ。蘇生した彼女は、約50日に及ぶ入院の末に全快。凍傷による後遺症もなく日常生活に戻ることができたが、その謎は現在も解明されていない。

さて、ジーンのように人智を超えた奇妙な事例も報告されてはいるものの、このような奇跡があなたの身にも起こる保証はまったく存在しない。大寒波の到来中は、不要不急の外出を控え、雪道で自動車が立ち往生する事のないよう冬装備を整えるなど、“想定外の事態”にも備えた十分すぎるほどの対策を講じておきたいものだ。

TOCANA

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