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【超・閲覧注意】近親婚と奇形児と宗教

■イスラム教文化圏の高い先天性異常発生率

 イスラム社会に根強い近親婚――。
2010年にオランダの心理学者で作家のニコライ・センネル氏がまとめた集計では、イスラム教文化圏の国々の極めて高い“いとこ婚”率が示されいる。
特にパキスタンでは結婚の70%がいとこ婚であるというから驚きだ。
イスラム圏の中にあって、我々日本人にも親しみを感じる人が多いと思われるトルコでさえも25~30%がいとこ婚であるという(2009年の統計)。
近代化以前の社会では、日本も含めて近親婚の風習を持つ部族や集落は世界各地にあり、現在でも一部ではその伝統を残しているが、今や宗教人口16億人ともいわれている巨大な宗教的文化圏のイスラム教圏でいとこ婚の風習が続いているというのも凄い話だ。
もちろん固有の文化圏が持つ伝統と価値観は尊重すべきものだが、それが近親婚になると話はやや違ってくるのかもしれない。
生まれてくる子どもたちという“犠牲者”がいるからだ。
実際に多くの学者が、いとこ婚の伝統による新生児の高い先天性異常発生リスクに警鐘を鳴らしている。

イギリス・イングランド北部のブラッドフォードのパキスタン系住民のコミュニティでも結婚の約37%がいとこ婚という実態があり、不幸にも現地の先天性異常児の31%がパキスタン人のいとこ婚によって生まれた子どもであることが2013年のイギリスの研究で判明している。
移住先のコミュニティでもこのような事態を招いているということは、本国での実情は推して知るべしということなのか……。
そして実際、決して少なくない数の先天性異常を抱えた新生児が生まれているのだ。

もちろん、これらの先天的異常をもって生まれた新生児と両親のDNAとの直接的因果関係はない。
しかし1400年にもわたって続いてきた近親婚の風習に関係していないはずがないと多くの学者は考えている。
また先天性異常ばかりでなくパキスタンなどでは死産も多いということだ。

■ムスリムの生活は胎児に優しくない!?

 いとこ婚のほかにも、一説にはムスリム(イスラム教徒)女性のライフスタイルが胎児にとって悪い影響を及ぼしているという指摘もある。
敬虔なムスリムが従う1カ月間の日中の断食・ラマダンが先頃(6月18日)からはじまっているが、教義では妊婦だからといってラマダンが免除されているわけではないという。
それでも現在は、医師の勧めで妊娠中はラマダンを行なわない例も増えているというが、敬虔なムスリム女性の中にはラマダンを行なう妊婦もいる。
そしてもちろん妊娠中の栄養不足は胎児の発育に悪影響を及ぼすとして、妊婦のラマダンについては医者や学者の多くが警告を発している。
また、本人がまだ気づかない初期の妊娠中の断食が胎児の成長を妨げているケースも考えられるということだ。

 そしてさらに、ムスリム女性へのダメ押しともいえる(!?)指摘なのがあの「ブルカ」である。
全身を覆う装束のブルカを常に着用しているムスリム女性は、日光浴の機会が減り、紫外線を浴びることによって体内で合成するビタミンD3が欠乏するというのである。
胎児の健康のためにも、妊娠中は1日に15~20分は日光に当たることが必要であるという。

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